【汐入眼科クリニック】荒川区南千住の眼科｜緑内障、白内障、コンタクトレンズ、ドライアイ、斜視、弱視、眼鏡

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは大変便利で、美容の観点からだけでなく、角膜に直接のるため屈折矯正に有利で、スポーツをする時などにもよく使用されます。また、眼鏡では完全矯正できない不同視（左右で度のバラツキの多い方）や強い屈折異常（高度近視や強い遠視、強い乱視）の矯正にとても有利です。
しかし、感染性角結膜炎やアレルギー性結膜炎を引き起こしたり、目の角膜を傷めてしまうことも少なくありません。また、近年ではネットでコンタクトレンズを購入されるケースも増えており、衛生面など管理不足が原因となり、角膜表面の傷、角膜浸潤、角膜潰瘍、失明などの重篤な眼障害が増えています。
コンタクトレンズの障害の中でも特に注意しなければならないのが、アカントアメーバ角膜炎と角膜潰瘍であり、健康な若い方の目にも起こり、重篤化すると失明の原因にもなります。これは角膜に少しでも傷があるとアカントアメーバが侵入し、コンタクトを装用していると角膜の表面に傷ができやすいために感染しやすくなるのです。
2010年発表の日本眼科医会によれば、コンタクトレンズは本邦では約1,500万人が使っていると推定され、何らかの障害の可能性があるのは、驚くことに10人に1人の年間約150万人と推測されています。

コンタクトレンズ処方ご希望の方全てが、健康で快適にコンタクトレンズを使用していただきたいという観点から、そのような管理医療機器たるコンタクトレンズの安易な処方は当院ではせず、ご希望の方には定期的な診察をお願いしています。
また、ネットなどで購入されコンタクトレンズをご使用されている方も、コンタクトレンズをお持ちいただき、目にしっかりあっているか、角膜に傷や感染が無いか検査もいたしますのでお気軽にご相談ください。

コンタクトレンズの装用は、装用方法を守って、眼科での定期検診（3カ月に一度の検診を推奨しています）を受けながら行いましょう。目に問題が起きて、コンタクトレンズ装用を止められた時は、眼鏡を装用するようにしてください。

出典：日本眼科学会　http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_kinshi.jsp

コンタクトレンズの購入について

当院でコンタクトレンズご購入の際は、眼科の診察を受けてから購入していただく必要がありますので、必ず健康保険証をご持参ください。当院では健康保険でまかなわれる費用のみ月別保険請求いたします。また、当院では自己負担分につきましては免除いたします。本処置にて、コンタクトレンズ購入検査料窓口支払額が通常よりも軽減されます。

レンズの種類によって、即日お渡しできるものと、後日のお渡しになるものがありますので、あらかじめご了承ください。

※コンタクトレンズの販売に関しまして
（コンタクトの処方箋はさまざまなトラブルの元になりますので、当院ではコンタクト処方箋の発行はいたしてしておりません。）他の眼科医院さまで発行されたコンタクト処方箋をお持ちくださいましても、当院でコンタクトレンズの販売だけはいたしておりませんのでご了承ください。

各種コンタクトレンズ取り扱いについて