【汐入眼科クリニック】荒川区南千住の眼科|緑内障、白内障、コンタクトレンズ、ドライアイ、斜視、弱視、眼鏡

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糖尿病・生活習慣病による眼症

糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病の方

生活習慣病に伴う眼症は全身病の早期発見にもつながります

生活習慣病

肥満から起こる生活習慣にまつわる糖尿病などの病気が原因で、目が悪くなることが近年ではとても増えています。視力低下などを防ぐためにも早期発見・早期治療がとても大切です。
糖尿病などによる眼底出血は自覚症状が少なく、視力低下などの症状が出現した時には失明の危険性もありますので、このような病気がある方は眼科での定期的な検査を受けてください。

また、目の奥の血管は全身の血管の鏡と言われており、眼底の定期検診から脳梗塞・心筋梗塞などの大きな病気の予兆を見つけることができます。
当院では、内科の専門の先生と生活習慣病の治療をすることで心不全や寝たきりなどの障害を未然に防ぐ取り組みを始めています。

かかりつけの内科の先生と相談しながら治療をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

糖尿病

糖尿病網膜症は自覚症状のないまま進行し、失明の危険もあります

糖尿病

糖尿病は体中をはしる血管へ障害を起こし、脳梗塞・心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を発症させます。目も網膜症の他、白内障・緑内障などを引き起こし、これが進行すると失明してしまうこともあります。実際に失明原因として年間約3,000人の方が失明しています。
糖尿病網膜症は50~60歳代の糖尿病患者の38.3%の方が発症すると言われ、良性の単純型、悪性の増殖型、両型の中間タイプの前増殖型と、大きく三病期に分かれます。
良性の単純型は内科的に血糖管理がうまくいけば、病気の進行は遅くなりますが、増殖型は新生血管という異常な血管が既にでき上がってしまったもので、レーザーや手術しなければ失明してしまうものです。前増殖型でも視力低下など自覚症状が乏しいことがありますが、場合によりレーザーでの治療が必要となります。特に、視力低下が出るまで自覚症状が無いため、定期的に眼科に受診して失明しないように悪化を防いでください。
視力・眼圧などの一般検査の他、必要に応じて詳しい眼底検査を行っています。眼底検査は、瞳孔を開く目薬を点眼しますので、平均5時間ほど焦点があわない、あるいは光がまぶしく感じたりしますので、車や自転車での来院は危険ですのでお控えください。
また、ご不明の点はお気軽にご相談ください。

出典:日本眼科学会 https://www.gankaikai.or.jp/press/pdf/2005.pdf